社労士法人プロフェス代表の前田です。
解雇をめぐる衝撃的な事件が北九州でありました。
【記事の内容】
北九州社長殺害:解雇通告で逆上か 「雑用ばかりで不満」
北九州市小倉南区新曽根の白石鉄工資材置き場で同社社長、Aさん(70)が殺害された事件で、死体遺棄・損壊容疑で送検された元従業員、B容疑者(44)が「雑用ばかりやらされ不満があった。解雇を告げられ、カッとなりハンマーで殴った」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、B容疑者が一方的に会社に不満を募らせる中、解雇を告げられて逆上、殺害に及んだとみて追及している。
県警によると、B容疑者は昨年10月、Aさんと懇意の親族の口添えで働くようになった。工事部に所属し、当初は重油やガソリンタンクの設置を担当していたが、最近は資材置き場で工具や資材の整理をしていた。
1日当たり1万円強での日雇い労働だったが、B容疑者は「『まじめに働けば、現場監督になれる』と聞いていた。しかし雑用ばかりやらされていた」と供述。Aさんは勤務態度が悪いとして解雇を伝えたとみられるが、B容疑者は「まじめにやっていた。悪くない」と反発しているという。
また「15日ほどの給与の未払いがあった」とも話している。資材置き場でAさんから解雇を告げられた際、給与の未払いなども持ち出して口論となり、頭を拳で殴り、さらに近くにあったハンマーで殴打したという。
解雇をめぐる殺人事件です。
当事務所では、解雇の話を切り出すときは、二人きり(事実関係が証明できないから)にならないようにアドバイスしています。
退職勧奨も同様です。
先日も同じような解雇を言い渡す案件で、経営者一人で行かないでくださいと指導したばかりでした。
身近に相談できる社労士さんがいたのなら今回の事件は防げたのでは?と考えます。
もっと、われわれ社労士がメジャーにならなければ、そして社会的に認知され、頼りにされる立場にならなければと思いました。
偶然、同時期に同じような相談を受けたので残念でなりません。
二度と解雇をめぐる悲惨な事件が起こらないことを願います。