社労士法人プロフェス代表の前田です。
不況期に何をして、何をしてはならないのかを私たちはクラインアトに示唆しなければなりません。
経済危機の中、何もせず手をこまねいていることが最もリスクが高く、だからと言って、拙速な行動ややみくもな行動に走れば、それに劣らぬ代償を支払うことになりかねないと著書の執筆者グループは警鐘をならしています。
われわれは、景気後退への初期動作の遅さと、その後の過剰反応を正確に見極めなければなりません。

著書は、今回の経済危機をコラテラル・ダメージと表現してます。
コラテラル・ダメージとは、「主要な標的ではないにも関わらず、特に軍隊などによる戦争がもたらすものとしての人的被害あるいは物的損害のこと」を意味します。
7月の失業者は359万人、完全失業率は過去最悪の5.7%に・・・
さらには非製造業である三越の1000人規模のリストラ・・・
また雇調金の7月申請が8万3000件、その対象者は243万人・・・
傷口をバンソウコウで覆っているような、雇調金が弾けてしまえば、失業率は10%を超え、社会混乱を生じかねません。
この状況こそ、コラテラル・ダメージ(予想外の損害や波及効果)であり、何の罪もない一般労働者が損害を被るのです。
これほど軍事用語であるコラテラル・ダメージという言葉がふさわしい現状はありません。
私は、憤りを感じてなりませんが、不況後の競争はもう始まっていると言います。
1929年の世界大恐慌から立ち直り、かつ大躍進を遂げた、GE、P&Gの叡智を参考に「新しい現実」を読み取らなければなりません。
著書を読んだ後、私たち社労士は、クライアントの過剰なリストラに対し「歴史に学んだ」適格なアドバイスをしなければならないと思ったのでした。
そう!不況後の競争はもう始まっているのですから・・・
